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尿酸値が低い

会社内でのお昼休みなどで、「この前の健康診断で、尿酸値が高いって結果が出ちゃったよ」などという会話を耳にしたり、自分自身がそう診断されたことがある方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか?
多くの方は、尿酸値が高いということはあまり良くないことなんだろうと漠然と認識されていることでしょう。
しかし、この尿酸値は低すぎても良くないのです。

極端に尿酸値が低いことを低尿酸血症といいます。
高尿酸血症が男性が多いことに対して、低尿酸血症は女性に多いと言われます。
正常平均値が男性は5.5mg/dl、女性は4.5mg/dlほどである中、低尿酸血症と診断される基準値は2.0mg/dl以下です。

この低尿酸血症の原因の多くが、腎性低尿酸血症と言われています。
腎性低尿酸血症とは、腎臓で尿酸をどんどん排泄してしまう疾患で、血液中の尿酸値が下がってしまうのです。
もう一つ、低尿酸血症の原因に先天性低尿酸血症という遺伝性のものもあります。

低尿酸血症で気をつけなければならないのは、急性腎不全や尿路結石を発症しやすいリスクがあるということです。
腎性低尿酸血症を持っている方は、運動後に急性腎不全を起こしやすいことがわかっており注意が必要です。
なぜ、運動の後に腎不全が起こるのでしょうか?
尿酸には活性酸素を消去してくれる作用がありますが、低尿酸血症の場合この作用が弱まってしまいます。
運動中は、呼吸量が増えて活性酸素の量も増します。
しかし、低尿酸血症の方はこの活性酸素を消す働きが弱っているので、腎臓の血管の痙攣が起きて腎血流量の低下となり、腎不全に至ってしまうのです。
運動後の急性腎不全の予防には、ビタミンCやビタミンEの投与や運動前にアロプリノールを投与などがあります。尿路結石が起きやすくなる原因は、腎臓から多くの尿酸が排泄されるという特徴から、尿酸が結晶を作ってしまい、それが結石となり結果、尿路結石を引き起こします。
これらの治療や対処法として、治尿路結石の予防に水分摂取を心がけるようにします。

尿酸値が正常値よりやや低い程度であれば、それほど神経質になることもありませんが、
極端に低い場合には病院でお医者さんに診てもらいましょう。

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